オペラ「カルメン」
■オペラ「カルメン」
プッチーニの「蝶々婦人」、そしてヴェルディの「椿姫」と並び世界三大オペラの一つと言われているのがこのオペラ、ビゼーのフランス歌劇「カルメン」(Carmen)です。全4幕から成るこのオペラはプロスペル・メリメの小説が基になっています。
■Maria CALLAS sings Carmen HABANERA in covent garden
作品の初演は1875年、パリのオペラ・コミック座で上演されましたが、評判はあまり良いものではありませんでした。この作品が有名になり始めたのは、初演後まもなくの彼の死後、コルネスト・ギローによって台詞を改作されてからです。
フランス歌劇の代表作として知られるこの作品は世界中で上演されていますが、主に使用されているのが、原典版、オペラコミック版、またグランドオペラ版などです。
では物語の内容を簡単にお話しましょう。この作品はセビリアの煙草工場で働く女工カルメンの恋愛騒動を描いています。
カルメンは婚約者のいるドン・ホセを誘惑し彼は彼女に夢中になります。ですが気の多いカルメンの心はすでに別の男性、闘牛士のエスカミーリョに移っており、彼女と彼は恋人関係になります。
それでも納得できないジョン・ホセは復縁を迫り復縁しなければ殺すと言い放ち、ならば殺すがいいと言い返したカルメンを本当に殺してしまう、というのが大まかなあらすじになります。
■オペラ「カルメン」(Carmen)の関連サイト
1.オペラ「カルメン」(※ウィキペディア)