ニコライ・リムスキー=コルサコフ
■ニコライ・リムスキー=コルサコフ
19世紀にロシアで活躍した「ロシア5人組」と呼ばれる作曲家集団の一人にリムスキー=コルサコフ(Rimsky-Korsakov)がいます。
彼はロシア、ノヴゴロドと呼ばれる場所で軍人貴族の家庭に生まれました。その後、海軍兵学校、ロシア海軍へと進みましたが、1859年、15歳の時からピアノを習い始め、その2年後にバラキレフと出会い真剣に音楽を学ぶようになりました。
■Rimsky-Korsakov - Scheherazade (1/5)
■Rimsky-Korsakov - Scheherazade (2/5)
■Rimsky-Korsakov: Capriccio espagnole, Op 34 [Part 1] (Mariinsky 2007 Gergiev)
■序曲『ロシアの復活祭』Russian Easter Festival Overture Part1/2
その後10年間の間にいくつかの曲を作曲し、独学で作曲を勉強しますが何と1871年にべテルブルク音楽院から作曲と管弦楽法の教授としての招待を受けます。その後指揮者としても活躍し海外公演も行っていた彼ですが、1905年に政府批判したことが引き金となり教授の地位を失ってしまいます。
ですがこれに同情した彼の同僚らが次々に辞職するという形で訴えたため結果的には復職することになるのでした。 彼の音楽を見てみましょう。彼の作品はロシアの民謡や文学などをテーマにした作品が多くその淡々として、比較的単純な音楽スタイルが特徴です。
彼の代表作の一つを挙げましょう。彼の創作意欲が最も高まっていた時期に書かれたと言われるヴァイオリンの独奏が全楽章で現れる交響組曲「シェヘラザード」、また序曲である「ロシアの復活祭」も非常に有名です。
■ニコライ・リムスキー=コルサコフの関連サイト
1.ニコライ・リムスキー=コルサコフ(※ウィキペディア)
2.シェヘラザード(※ウィキペディア)
3.ロシアの復活祭(※ウィキペディア)