チューバ
■チューバ
チューバ(tuba)は最も大きく、最も低音の金管楽器です。非常に大きなこの楽器の歴史は他の金管楽器に比べると遅く、19世紀になってからだと言われています。
18世紀半ばにイギリスで始まった産業革命で金属の加工技術が発展をとげ、それまであったトランペットやホルンなどにバルブが採り入れられ始め、その後低音楽器にも使用されるようになりました。
現在使用されているようなチューバがいつ誕生したかは定かではありませんが、1835年にベルリンのプロイセン軍楽隊長ヴィルヘルム・ヴィープレヒトと、楽器製作家のヨハン・モーリッツが共同で開発したベルリン式のピストンバルブを使用した「F官チューブ」が特権を取得した為、これが最初の実用的なチューブの始まりだと言われています。
チューバには三種類ありバス、テノール、そしてコントラバスとそれぞれ音域が異なります。テナーチューブは小型のチューバであり、ユーフォニウムとも呼ばれており現在でも吹奏楽やブラスバンドなどで幅広く使用されています。
バスチューブ、そしてコントラバスチューブはオーケストラなどの大編成の合奏からソロの独奏まで、幅広く使用されており変ホ長とヘ長の楽器をバスチューバと呼び、変ロ長とハ長の楽器をコントラバチューブと区別しています。
■チューバの関連サイト
1.チューバ(※ウィキペディア。構造、歴史など)