アレクサンドル・モソロフ
■アレクサンドル・モソロフ
アレクサンドル・モソロフ(Alexander Vasilyevich Mosolov)は20世紀に当時のソビエト連邦にて活躍した作曲家でロシア・アヴァンギャルド音楽において非常に重要な人物とされています。
■Alexander Mosolov - Op.19 The Iron Foundry(鉄工場) (Zavod/Machine Music)
■Mosolov - Piano Sonata No. 2; I "Sonata"
■Mosolov - Turkmenian Nights No. 1
■Mosolov - Legend for Cello and Piano
このロシア・アヴァンギャルドとは19世紀末にロシアで広がった芸術運動でキュビズムやモダニズムの概念を主体としています。
母はボリジョイ歌劇場の歌手、そして義理父は画家と、幼少の頃から音楽や美術といった芸術に触れる環境にいた彼は、モスクワ音楽院にて作曲を学び卒業後は放送局の音楽構成を務めたりと、音楽家として活動し始めます。
しかしながら、「反ソビエトのプロパガンダ」とされ逮捕されてしまうのです。そしてその後はなんと8年間も強制労働所に送り込まれてしまいます。 その後彼の知人や大学時代の作曲の師匠であるミャスコフスキーなどの協力により、ようやく助け出されたもののもとの健康状態は取り戻せず、民謡をテーマにした作品をまた書き始めるますが、政府によって制限されてしまい、結局は上演までたどりつくことはできませんでした。
彼の音楽の特徴は破壊主義や機会崇拝を実現するものと言われていましたが、その言葉の代表的な作品となるのがバレエ音楽の「鉄鋼」で、このうちの管弦楽曲「鉄工場」は世界的に有名になりました。
■アレクサンドル・モソロフの関連サイト
1.アレクサンドル・モソロフ(※ウィキペディア、作品等)
2.Alexander Mosolov(※”Alexander Mosolov”の人気検索結果(アマゾン)作品レビュー、視聴など)