氣志團 大ヒット曲 One Night Carnival

氣志團の一大ヒット曲「One Night Carnival」について

氣志團一大ヒット曲「One Night Carnival」について


誰もが知っている氣志團のナンバーといえば、「氣志團/One Night Carnival 」(ワンナイトカーニバル)でしょう。

2001年5月、インディーズレーベルのティンスターレコードからリリースされたこの曲は、メジャーデビューとともに氣志團の代名詞となり、2002年5月、ファーストシングルとして改めて発売されました。



2回出場したNHK紅白歌合戦で歌ったのもこの曲です。作詞・作曲の綾小路翔 が最初にこの曲をメンバーに聴かせた時、他のメンバーは「時代遅れの歌謡曲の パクリみたいだ」と散々にけなし、演奏するのが嫌だと文句を言ったという裏話 もあります。

確かに「One Night Carnival」は、ロックテイストが薄く、メロディアスでキャッチーな曲と言えます。振り付けも、当時流行 ったパラパ ! を意識したものになっています。時期的に見て、氣志團の團長であり、実質的な プロデューサーでもある綾小路翔が、メジャーデビューを目前にして、「一般受け」しやすい曲を打ち出したのではないかと思われます。

インディーズからメジャーへと写る際、学ランにリーゼントというあまりにも個性的なスタイルは、 ファン層を狭める危険性があったでしょう。どんなに優れた楽曲を作っても、ま ずは存在を知らしめ、興味を持ってもらわなければ意味がありません。

「One  Night Carnival」は、そんな彼らが広く認められるための、大 きな武器だったのです。とはいえ、それと同時に、リリースから現在にいたるま でファンに愛され続けている、氣志團の名曲であることは変わりません。

特に、 GIG(ラ ! ヴ)においては、サビ部分の歌詞を会場のファンへのメッセージにするのが恒 例で、一際場を盛り上げる、欠かせない一曲となっています。また、歌詞中の「恋」を「鯉」にかえて、昔のコマーシャルソング(鯉用の餌「スイミー」の曲) を挿入するダジャレはもはや定番で、ヴォーカルの綾小路翔とファンとのかけあ いが“お約束”になっています。

誰もが知っている曲を1曲持っている、ということは、ミュージシャンにとって大きな強みです。「One Night Ca rnival」は、世間に氣志團というバンドの存在を決定的に認知させた曲で あり、同時にファンと氣志團との間だけに通じる特別な曲でもあるのです。