氣志團 NHK紅白歌合戦

氣志團とNHK紅白歌合戦について

氣志團NHK紅白歌合戦について


氣志團は、2004年、2005年と連続して、大晦日のNHK紅白歌合戦に出場しました。曲目はいずれも「One Night Carnival」です。



2004年は、ギタリストの星グランマニエがホテルから転落し重傷を負って入院していたため、残る5人での出場となりました。

演奏するメンバーのバックには、それまでに紅白に出場して話題になった人々、もしくはNHKにゆかりのある人物の扮装をしたダンサーたちが大勢登場しました。

ヴィジュアル系ハードロックバンドの先駆けとなったXJAPANのTOSHI、パンツ1枚にボディペインティングの衣装で話題を呼んだとんねるず、会場の外からの中継で、西洋風のバスタブに入って唄うという斬新な演出をした宮沢りえ、NHKで放映された韓国ドラマ「冬のソナタ」で大人気となったペ・ヨンジュンなど、誰もが記憶にある人々がゾロゾロと出てきて踊る様は壮観でした。

氣志團がNHKを皮肉った演出だという意見もありましたが、むしろその逆で、團長の綾小路翔は、毎年の放映をすべて録画しているほどの紅白ファンです。今まで視聴者として見てきた彼の、紅白に対するオマージュが、このような演出を生み出したようです。

2005年には、晴れて6人揃っての出場となりました。この年は、紅白の裏番組の『K−1 DINAMITE』で、元大相撲横綱の曙関(AKEBONO)がK−1参戦する企画が話題を呼んでいました。それを逆手にとった氣志團は、今度は曙関の着ぐるみを登場させるという演出を行いました。

また、2004年・2005年ともに、曲のサビで綾小路のリーゼントの部分がスッポリと外れ、下に剥げた頭が見えるというサプライズを行いました。そのため、「やはりあの髪型はカツラだったのか」という声が多くきかれるようになりましたが、実際には、地毛の上にハゲ頭のカツラを被り、その上にリーゼントの付け毛をのせる、という方法をとっていました。

いずれの年も、サービス精神たっぷりな氣志團の心意気が伺えるステージとなりましたが、公共放送というNHKの性質上、スポンサーや客層のニーズとの間に、多少のズレがあったようです。