綾小路翔自伝『瞬きもせずに』 レビュー

綾小路翔自伝『瞬きもせずに』のレビュー

綾小路翔自伝『瞬きもせずに』のレビュー



綾小路翔の初の自伝『瞬きもせずに 』は、2003年5月31日、ロッキング・オン社から出版されました。タイトルは、紡木たくのマンガからとったものと思われます。

第一章 つぼみの頃 
第二章 芽生え 
第三章 永遠の誓い 
第四章 旅立ち 
第五章 暗黒 
第六章 疾走 

の本編の後に、“ラヴ・ストーリーは突然に‐さらに語るは恋愛外伝”が収録されています。

綾小路の出生、家族について、幼年時代、小・中学校時代、始めて結成したバンド“天麻工務店&SISYAMOHEAD”そして上京、氣志團メンバーとの出会い、メイジャーデビューへと、彼の半生が、インタビュー形式で語られています。

家族構成や生い立ちなどについてはでっち上げのジョークもまじえつつ、小学校での初恋や、年上のいとこに多大な影響を受けて、アイドルに詳しく、音楽・ファッションにこだわる早熟な子供だったこと、中学時代はツッパリ仲間と音楽仲間の間で二足の草鞋を履いていたこと、木更津の先輩たちが開催するイベント「ダイナマイトどんどん」に大きな影響を受けたこと、上京後しばらくはアルバイトに明け暮れるばかりでバンド活動がものにならなかったこと、現在の氣志團メンバーとの出会いや衝突など、綾小路の率直な思いが綴られています。

氣志團が、最初(ギターの毒蝮愛脱退後)は綾小路(ギター)、早乙女光(ベース)、白鳥雪之丞(ドラムス)のスリーピースだったというのも意外な事実です。“外伝”では、幼少時から「あの子を振り向かせたい」という想いがパフォーマンスの原動力だったという綾小路の、初恋の人「サノさん」に始まる恋愛遍歴、恋愛に対する思いを語っています。